インプラントの良い点とリスクを比較!治療を受ける前に知っておくべきポイントとは?

【記事監修者】

医療法人社団 泰尚会 たいへい歯科
院長 小田 泰平(おだ ひろたか)

【経歴】
・平成14年 昭和大学歯学部 卒業
・平成16年 むとう歯科医院 勤務(前副院長)
・平成25年 たいへい歯科 開業

【資格 所属】
・臨床研修医指導医
・HDIオクルージョンコース 終了


インプラント治療は、歯を失った際の選択肢の一つとして、多くの方に注目されています。しかし、治療を受ける前に、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが大切です。この記事では、インプラントの利点とリスクを比較し、安心して治療を選ぶための情報を提供します。

①インプラント治療とは?

インプラント治療は、歯を失った部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する方法です。インプラントは、一般的にチタン製のフィクスチャー(人工歯根)が使用され、顎の骨と結合することで、しっかりと固定されます。入れ歯やブリッジとは異なり、自然な見た目と機能が期待できるため、近年、注目を集めている治療法です。

②インプラント治療のメリット

1. 自然な見た目と機能
インプラントは、見た目が自分の歯に非常に近く、食事や会話でもほとんど違和感がありません。また、他の補綴(ほてつ)治療法と比べて、咀嚼力が高く、硬い食べ物でも安心して噛むことができます。このように日常生活での快適さを大きく向上させることができるのがインプラント治療の大きな特徴です。

2. 周囲の歯に影響が少ない
ブリッジ治療では、隣接する健康な歯を削る必要がありますが、インプラント治療ではそのような処置は不要です。そのため、他の健康な歯に負担をかけることなく、欠損した部分のみを治療できる点が大きなメリットです。

3. 長期的な耐久性
インプラントは、適切なケアを続けることで10年以上にわたって使用できる耐久性を持っています。定期的なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって快適に使用することができるため、将来的な歯の健康に対しても非常に有効です。

4. 顎の骨の維持
歯を失うと、その部分の顎の骨が少しずつ減少していくことがあります。しかし、インプラントは歯根の役割を果たすため、顎骨に適度な刺激を与え、骨の減少を防ぐ効果があります。このため、インプラント治療は見た目だけでなく、機能面でも大いに役立ちます。

インプラント治療のデメリット

1. 保険が適用されないのでコストが高い
インプラント治療は、保険が適用されない場合が多く、他の治療法に比べて費用が高額です。インプラントの種類や治療の難易度によっても費用は異なるため、事前にしっかりと見積もりを確認し、治療費用に対する理解を深めておくことが重要です。

2. 外科手術が必要
インプラント治療は、外科的手術が必要になります。そのため、治療に伴うリスクや、術後の回復期間が発生します。健康状態や全身の状況によっては、手術が難しい場合もあるため、事前に十分なカウンセリングと診断が必要です。

3. 治療期間が長い
インプラント体と顎の骨がしっかりと結合するためには数ヶ月かかることがあり、治療全体の期間が長期にわたることがあります。また、通院回数も他の治療法に比べて多くなる場合があります。治療が完了するまでに十分な時間を確保することが重要です。

4. ケアが必要
インプラントも天然の歯と同様に、定期的なメンテナンスが必要です。正しい歯磨きやフロスの使用、さらに定期的な歯科医院での検診を行わないと、インプラント周囲の歯肉が炎症を起こす「インプラント周囲炎」になるリスクがあります。長く健康に使用するために、毎日のケアが欠かせません。

④インプラント治療が適している方

インプラント治療は、歯を失った方で健康な顎の骨がまだ十分にある方に適しています。また、入れ歯やブリッジが合わない、もしくは見た目や機能性を重視する方にもおすすめです。ただし、糖尿病や心臓疾患をお持ちの方、喫煙者の方はリスクが高まるため、必ず担当医に相談してから治療を進めることが大切です。

⑤たいへい歯科のインプラント治療の特徴

たいへい歯科では、豊富なインプラント治療の実績を持つ小田泰平院長が、一人ひとりに合った治療プランを提供しています。安全性を最優先に考えた治療を行っており、術後のメンテナンスもしっかりとおこなっております。長期間にわたりインプラントを快適に使用していただけるよう、サポート体制も整えています。

⑥無料相談・予約はこちら

インプラント治療に興味がある方、または治療に関するご不明点がある方は、たいへい歯科で無料相談を実施しております。治療の流れや費用、リスクについて詳しく説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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